職業訓練校では、学習の進度を確認するための中間試験があります。どの程度身についているか試すテストが行われます。
テストの頻度は訓練校ごとに違いますが、だいたいは1ヶ月に1回程度がノーマルではないかと思われます。毎週行っている校舎の話も聞いたことがありますので、激しいとその位のスケジュールになります。
職業訓練校の中間試験
試験の範囲はもちろん学習する内容によって変わります。先日、初めての中間試験があったので、一つのデータとして参考にしていただくために、私の受けた試験の話をまとめておきます。
出題範囲
試験の形式は、全部で約50問・選択式でした。
だいたい半分以上は、授業の範囲から出題されました。それもストレートでその回の授業の中で最も大切な概念だったりキーワードだったりを答えさせる問題です。
さすがにこれは覚えてないとやばいよね?という重要事項ばかりでした。これらを全部解答できれば赤点は回避できる作りになっていました。
残りは国家試験の過去問がそのまま出題されました。過去問を全てさらおうとすると、授業で触れていない知識や離散数学などの計算が混じっていて大変なのですが、訓練校の中間試験では、授業で触れた範囲と被っている内容の過去問しか出ませんでした。
結論、授業を一生懸命やっていれば全く問題ありません。
赤点になるとどうなるの?
中間試験では合格点が決められています。おそらく全校共通だと思われますが、80点以上A、70~60点B、59点以下C(Cは不合格)です。
不合格だからといって特段の不利益があるわけではないです。もしかすると給付金を受け取っている人は、何かあるかもしれませんが、私が受け取っていないので真偽はよくわかりません(各自確認を)。
校舎によっては赤点の人だけ補講に強制出席させたり、課題を出されたりすることもあるようですね。
難易度と平均点
平均点は毎年、70点台後半にくるような難易度です。
中学校や普通科高校の中間試験と同じ感じでした。クラス全体の分布も、上位層が2割、中間層がたくさんいて、やばい点数を取っちゃった人が1割くらいいる…そんなニュアンスです。
最終目標は就職することですから、点数を取ることに躍起になっても仕方ないとは思います。
この辺はバランスだと思います。学校の独自カリキュラムに特化した、その中間試験でしか役に立たないような内容であれば、とやかく言われない程度に点数を取ろう位の気合いで十分な気がします。