11月17日(日)に、知的財産管理技能なる国家試験を受けてきました。自己採点で学科93%, 実技87%だったのでたぶん合格しました(合格ライン70%)。2ヶ月前に国内旅行業務取扱管理者という国家試験を受けた際、怠惰すぎて勉強日数が少なかったことを反省したはずなのに、今回の勉強日数は前日の1日間(11時間くらい)。
数日前に部屋の大掃除している記事を投稿しているんですけど、あれは試験前になると勉強よりも掃除がはかどる謎の現象にまんまとやられているやつです。おかげさまで不用品をばっこり処分でき、部屋も片付き、試験にも受かったので全てが丸く納まっていますね()
知的財産管理技能試験の受験体験記
正式名称は「知的財産管理技能検定3級」と言います。「3級」とか書いてあるから、よくあるちょろめな検定だと思っていたのですが、国家資格だそうです。試験前日に知りました(おい)。
試験会場は東京・世田谷の国士舘大学。教室めっちゃ綺麗で快適でした。ただやっぱり現れました「しきりに鼻をすする奴」。今回は右斜め後ろの太っちょさんが静かな会場で鼻を響かせておられました。もうね本当にだめなんですよ。ずっとおデブさんの鼻の音を聞かされるの、非常に不快だった。まあ、受かったから良いです。
試験は「学科」「実技」の2科目、各30問で45分間です。学科と実技の間は30分間ありますが、15分前に着席させられるので休憩は実質15分間。コンビニに行ってる時間的余裕はないので、飲食物は買ってから会場入りしましょう。
試験の時間配分は学科と実技ともに、割とのほほんと解いても間に合うレベル感です。ぼや~っと解いて15分あまり、見直しもゆっくり2~3回はできました。スマホ類を電源切って、机の上に置いたまま試験を行います。バッグにしまわせるより、全員机の上に出させる方が不正防止になりそうですよね。あと、仮に鳴っちゃっても試験官がすぐに取り上げられるし。
それから受験票が郵送で届くのではなく、サイトから自分でダウンロード・印刷して持っていく仕様だったのが珍しかったです。忘れそうなので注意。
試験対策、合計11時間(1日)
知財管理試験には、公式テキストがあります。こういう試験を受けるとき、通常は「公式テキスト」の座にあるテキストを選ぶことが多いのですが、今回は書店で試し読みした結果、TAC(資格予備校)の市販本を買いました。
決め手は、こちらのテキストの方が公式テキストより薄かったことです(大事)。
(薄さはとても大事。)
分厚い格好良い本を買ったところで結局読めないんですよ。漫画チックな絵も書いてあって可愛かったこともあり、こっちにしました。
逆に薄すぎてこれで足りるの?的な不安な気持ちもありましたが、私の脳みその記憶容量の方が薄いですし、実際全然足りたので大丈夫でした。試験会場にも同じテキスト使っている人をかなり見かけたので、定番書籍なのかと思います。
▲テキスト。
▲左が学科、右が実技の問題集。
勉強方法は、おおまかな範囲で分割してテキストでその内容を読む→学科問題集解く、次の分野の内容をテキストで読む→その範囲の学科問題集解く、の繰り返し。普通です。ただし分野に取り組む順序は、試験出題率&ボリュームが多い順で進めました。あと、せっかく買ったのに実技の問題集には、ほぼ手を付けられませんでした。実際には、テキストと学科の問題集の2冊で受かります。
こんな感じ。
- テキストで特許・実用新案の部分を読む→学科問題集で特許・実用新案の部分を解く
- テキストで著作権の部分を読む→学科問題集で著作権の部分を解く
- テキストで商標の部分を読む→学科問題集で商標の部分を解く
- テキストで意匠の部分を読む→学科問題集で意匠の部分を解く
- テキストで条約の部分を読む→学科問題集で条約の部分を解く
- だめだ眠い→2時間寝る
- テキストで不正競争防止・独禁・弁理士法・民法の部分を読む→学科でその部分を解く
- だめだ眠い→朝まで寝る
- 試験会場には学科問題集のみ持参
- 電車の中で、印をつけておいた問題集の突っかかった肢だけをざっと端から端まで見終える
- TIME UP、試験開始。
トータルで10時間ちょっとです。テキストと学科問題集のみ大活躍。なんせ1日なのでいつも通り間に合ってないんですが、実技の問題集は仮に時間が余っていたとしても、どの道やらなくてよかっただろうという感想です。学科問題集をきちんと解ければ自然と実技試験も点数取れます。
だから、いちいち学科と実技の2科目になっている意味が良く分からないんですけど、おそらくこれは金銭面が絡んだ大人の事情がありそうです。いえ、なんでもありません。
学科のみ受験、実技のみ受験も出来ますし、1科目合格すると期限付きで次回は該当科目が免除になります。仮に学科と実技を同時に受けて学科だけ合格したら、次の試験では実技のみ受験して合格すれば資格を取得できます。ただし、免除には有効期限があった気がするのでそのあたりは各自ご確認を。
受験にかかった費用
▼受験料は、合計11,420円
- 学科:5,500円
- 実技:5,500円
- 謎の手数料:420円
▼本代は、3冊合計5,240円
- スピードテキスト:2,160円
- スピード問題集(学科):1,540円
- スピード問題集(実技):1,540円
総額、11,420円+5,240円=16,660円
資格とか意味あるの?とか聞かれたら、それは知りません。資格の価値を決めるのは私ではありません。一応、仕事に関連あるやつだし取ってみましたが、動機はいつも通り不純です。これで国家資格は2個目。
知財2級もあるのですが、めんどくさいので2級は受けません。次受けるとしたら、データベースの試験かな。



試験おつかれさまでした!
しっかり片付けもできたということで万々歳\(^o^)/
これは書き物する人も取っていたほうがよさげな資格でいいのかな…?
興味でてきました(受けるのはだいぶ先か!?)
おかげさまでお掃除終了出来ました!
動画でもプログラムでも書き物でも、何かしらのコンテンツを作ったりモノづくりをする人々は、一般常識的な感じで知っといても良さげな範囲だと思いました(感想)。
テキスト必要だったら全部差しあげますんでw